2015年6月1日
34週4日で2660gと体重のしっかりある子を出産できた。
ぎりぎりまで我慢していたとはいえ、分娩台に乗ってから20分かかるかかからないかの超安産だった。
ほんの1~2分ほどカンガルーケアもさせてもらえた。
血だらけのわが子、本当にいとおしかった。
出産後、少しして、パパは帰るようにと言われ、自宅へ戻っていった。
一時間ほど分娩台の上で休んで、病室へ移動。
移動する際に、保育器に入っているわが子を見せてもらった。
体重はしっかりあるけれども、早産。
体温調整がうまくできないためにしばらく保育器と説明を受けた。
車椅子での移動だったが、出産前と後では世界が変わって見えた。
出口の見えない不安から解放されて、本当にうれしかった。
お兄ちゃんの出産直後は、食欲もなくぐったりしていたが、今回はお腹ペコペコですぐに何か食べたかった。
今までとは違う、産後の病室。
それだけでうれしかった。
軽食を用意してもらったので、すぐに食べ、横になった。
2時間ほどたったころだったか、トイレへ行きたい気がしたので、ナースコール。
尿意を感じた気がしたが、少し出ただけだった。
赤ちゃんがミルクを飲めていることを聞いてとてもほっとした。
出産後、三か月くらいは尿意を感じづらい日々が続いた。
ウテメリンの副作用だったのだろうか?
尿意は感じないが、トイレに行くと出るという感じだったので、2時間起きにトイレへ行くようにしていたら、いつの間にか治っていたが。
今は、出産前と変わらないです。
午後三時、お兄ちゃんを連れて母とパパが来てくれた。
お兄ちゃん、出産前は5分で帰ってしまっていたが、この日は2時間ほどいてくれた。
赤ちゃんが産まれたのがわかるらしく、とても嬉しそうだった。
お兄ちゃんの顔を見て、さらにうれしさが倍増した。
2015年6月2日
産後のママの様子は、尿意を感じづらい以外は、全く問題なかった。
体重もほぼ出産前に戻り(入院していたせいか、プラス5キロほどで出産となったため)、お腹もパジャマを着ていたら全く出ていないように見えた。
午後、赤ちゃんが保育器を出た。
体重があるせいか、とても元気だとのこと。
夕方、母乳を飲ませに行かせてももらえた。
ミルクはしっかり飲めているそうだが、母乳は飲めるのか、とても不安だった。
母乳は哺乳瓶の8倍ほど運動量があるらしく、ほとんど飲むことができなかった。
加えて5回くらい吸うと寝てしまう。
1時間近く行っていたが、1グラムも体重が増えなかった。
それでも、マイナスになっていないから、おそらく少しは飲めていると助産師さんに言ってもらえた。
翌日から母子同室の予定だが、母子同室もできるだろうとのことで、とてもうれしかった。
保育器を出ても、体温調節がうまくできないので、わが子だけ帽子をかぶって行火を使っていた。
2015年6月3日
午前中の赤ちゃんの診察で問題なかったため、母子同室になれた。
授乳のたびに体重を確認したが、1グラムも増えないことが半分くらいだった。
今回は飲めた!と思っても、10グラムも増えていない。
母乳の後にミルクを足しても、疲れて寝てしまっているので、ミルクもうまく飲んでくれない状態だった。
おっぱいがパンパンで涙が出そうになっていた。
搾乳をして搾乳を飲ませることにした。
哺乳瓶からなら20ほどは飲んでくれた。
哺乳瓶からしか飲んでくれなくなってしまったら嫌だったので、直母の練習もしたが、ほとんど飲めなかった。
乳首保護器を使って授乳すると少しは飲んでくれるようだった。
退院してから、体重計と搾乳器と乳頭保護器が必要だと思ったので、手配した。
2015年6月4日
相変わらず直母はうまくいかない。
直母→保護器→哺乳瓶の順で授乳をしていたので、毎回一時間以上かかっていた。
さらに、空いた時間で搾乳もした居たので、一日中母乳だった。
乳首保護器越しでなら飲める。
哺乳瓶が一番のみがいい。
退院後、お兄ちゃんのお世話をしながらここまでできるかが非常に不安だった。
赤ちゃんの体重は、出産時から160g減っていた。
翌日、私は退院だったが、赤ちゃんは一週間ほど入院することが決定した。
とても元気で問題なかったのだが、36週に入るまでは入院した方がいいとの判断だった。
早産なので、シナジスというRSウィルスの予防摂取を秋~春にかけて毎月受けると説明を受けた。
このシナジス、早産児以外が受けようとすると一回何万円もしてしまうもので、早産の場合だけ、乳幼児医療証がつかえるとのことだった。
2015年6月5日
午前中、ママは退院した。
母乳を届けに毎日病院へ通うとこになった。
一日8回以上の搾乳。
搾乳器での搾乳だったが、手動を選んだため、一回につき20分ほど時間がかかった。
赤ちゃんと一緒に帰れないのはとても寂しかったが、夜中、しっかり眠れることができたので、そこだけは楽させてもらえたと思っている。
出産前2ヵ月近くほぼ寝たきり状態だったため、ママの体力と筋力が全くなく、赤ちゃんとお兄ちゃんのお世話をいきなるするのは無理だったのかもしれない。
出産後1年たつが、まだ完全に体力が戻っていないのか、2か月に一回のペースで寝込んでしまう。
また長くなってしまったので、今回はここまでにします。
mama’s smileでは、ママがあったらうれしいなというものを私の主観でピックアップして紹介しています☆
お暇なときにのぞいていただけたら幸いです!
ママの笑顔は家族の笑顔♪
今日もママの笑顔のために。